歴人マガジン

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【博物館に飾りたい】小林工芸の「木製建築模型」のクオリティ

【博物館に飾りたい】小林工芸の「木製建築模型」のクオリティ

 素晴らしい記事内容で人気の歴史雑誌「歴史人」さんの通販サイト「趣味人通販」で、静岡は清水市の小林工芸さんの「木製建築模型」を発見。

 

そのあまりのクオリティの高さに衝撃を受けた私、どうしても歴人マガジン読者のみなさんにもご紹介したいと、社長さんに電話で突撃インタビューを決行いたしました!
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●説明不要!まずは作品を鑑賞あれ!

昭和20年創業の小林工芸。現在で二代目となる小林社長は約30年間をかけて、木を加工する何百種類もの道具や刃物をコツコツと揃えながらこの事業を作り上げてきたそうです。

縮尺は40分の1(薬師寺 東塔)~350分の1(東京タワー、東京駅)などさまざま。まずはその驚異的なバランスの美しさを存分にご覧ください。

屋久杉で作られた金閣寺(縮尺50分の1)。

屋久杉で作られた金閣寺(縮尺50分の1)。

桧を使った法隆寺五十搭。美しい・・・

桧を使った法隆寺五十搭。美しい・・・

●城から駅、東京タワーや昭和の銭湯まで!しかもそれだけじゃない・・・

圧巻はカバー画像に使った、先日リニューアルの末グランドオープンした姫路城。

長さ78.5×高さ49.5×幅60センチ、重さ9キロという実に堂々とした城郭の部品数は、金属や銅板の部品も合わせなんと1,864点、制作参考時間はなんと250~300時間だって!!!!

石垣は木質粘土を使用し、昔の石垣職人の気分で積み上げられるほか、屋根瓦は「神代材」という、古代に地中に埋もれていた木材をつかう本格さ。
これ、トライしてみたいけど、置く場所を考えつつ、その前に部品数に驚愕しました。

 

また、私が気に入ったのは小型(とはいっても約40センチ四方ほどの大きさ)の「法隆寺 夢殿」。これも前述の神代材と、香木で作られています。

 

なんともいえぬ趣と質感。

なんともいえぬ趣と質感。


さらに中に祀られている「救世観音」様までこの精密さ。
その美しさに息を飲みます。

さらに「みちのくの水車小屋」とか「昭和の銭湯」といったような、どちらかというと新しめな日本家屋のキットも販売。

なんともカワイイ「昭和の銭湯」

なんともカワイイ「昭和の銭湯」

しかも銭湯の中を見てください。

 中の椅子まであるうえに、なんと世界遺産三保の松原から見た富士山の絵まで備品で入ってるんです!!!

 

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●「屋根がとにかく全て」静かな語りに職人の意地を見た!

これらの作品、信じられないですが、一点一点の部品が全て木製で型どられており、それを説明書を見ながら一つ一つ接着し組み上げていくという、まさに宮大工そのものの仕事のようです。

 

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しかも商品によってはLED電球も付属しており、暗いところで光らせることまでできちゃうんだそうです。マジか・・・

 

東京駅のLED照明。ハンパないね・・

東京駅のLED照明。ハンパないね・・

 

この素晴らしい作品を作り出した小林社長は「屋根が全てでした」とのこと。

 

屋根の美しい反りを再現することが最も難しく、大工さんに聞いたところ「現場で調整しながら作り上げるから、部品といってもわからない」と言われたとか。

それを長年研究し続け、絶妙な角度に削る道具や技術を何十年もかけて培ってきたそうです。

 

また、これらの作品、着色しているものもありますが、生木を使った作品は、年月が経つと風合いが増して、本当に綺麗な色になるんだそう。
そんなこと言われたら見たくなってしまうじゃないですか!

 

私の「これだけ細かいの・・組むの大変じゃないですか?」という意地悪な質問にも「それでもパーツはこちらであらかじめカットしてあるので、見た目ほど難しくありませんよ」と文句一つ言わずにいろいろな話を聞かせてくれる小林社長。

 

今は弟さんと二人の息子さんと4人でこの作品を製作しているそうで、今年の秋にはなんとフランスのエッフェル搭に挑戦したいと嬉しそうに話してくれました。その高さたるや1.4メートルとか!?

 

ちなみに姫路城は2008年にはNHKテレビで紹介されたそうですが、この作品群の素晴らしさは冗談抜きに、世界の美術館などに日本文化の紹介として寄贈されるレベルだと私は思います。

 

小林社長、忙しい中まことにありがとうございました。秋のエッフェル塔、本気で楽しみにしています。

また、これを読んで「私も挑戦したい!」というエントリーを待っています。

 

え?私がやれって? 

・・・ 手先の不器用さには自信のある私は、閲覧専門でお願いいたします(笑)

副編集長Y

参照元:

小林工芸」オフィシャルサイト(購入も可能です)

 

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