「東京ステーションホテル」をご存知でしょうか。
ご存じない方は「ああ、駅前のホテルなんだな」と思われるかと思います。
しかしこのホテルは「駅」の中にあります。しかも「東京駅」。
発着列車本数日本一の東京駅内に国指定重要文化財に設備の全てがあるということで国内唯一。
その名のとおり、駅でありホテルであるのが「東京ステーションホテル」なのです。
あのレンガ造りの美しい姿は、建築家 辰野金吾氏によって設計、1914(大正3)年に開業。
終戦直前の東京大空襲で破壊されたものの、その後赤レンガの駅舎を望む声が高まり、2007年から5年をかけて建て替えられました。
このホテルは駅開業の翌年1915年にオープン、多くの国内外の賓客や文豪たちなど多くのお客様を迎え続け、今年がまさに100周年ということで、3月1日(日)〜12月25日(金)までの期間を4つのフェーズに分け、記念のプロモーションを開催するそうです。
100の数字の横には駅舎ドーム内で上を見たときに目に留まる、8角形のドーム天井がモチーフ。
カラーはドームの黄卵色。数字の8は横にすると無限大記号「∞」を表し、未来を想起させます。
「色褪せることのない記憶」がコンセプトのこのキャンペーン、第1フェーズは“これまでの100年”、第2フェーズは“これからの100年”、開業記念月の第3フェーズは“100th Anniversary”、そして第4フェーズは“プレミアムクリスマス”がテーマ。
ホテルホームページ内「ホテル開業100周年記念専用ページ」で、詳細情報が確認できます。
3月1日(日)~5月31日(日)まで行われる第1フェーズでは、東京駅丸の内駅舎の歴史やお客様の想い出など、記憶をわかちあう宿泊プランを販売。またホテルのレストラン&バー4店舗では春の季節ならではの「SAKURAプロモーション」を開催するとのこと。
オフィシャルサイトを見ましたが、どのお店も本当に歴史と伝統を感じます。
私、泊ったことはないのですが、建て替え前のホテルに入ったことがあるんです。
柔らかい照明と壁のなんともいえないレトロな質感を覚えています。
もちろん今は全て改装されているわけですが、現在の客室が本当に美しくてビックリしました。
東京駅って私の自宅から1時間かからないので、泊る理由はないのですが、これなら思わず泊ってみたくなりました。
100年受け継がれてきた、その誇りあるおもてなしにも期待がかかりますね。
皆さん、たまにはお仕事でないこんな東京駅の楽しみ方はいかがでしょうか?
(副編集長Y)
参照元
「東京ステーションホテル」オフィシャルサイト
「大正・昭和・平成の1世紀を見守り続けた東京ステーションホテル 開業100周年記念プロモーション開催」@PressNews
「東京駅」wikipedia
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