歴人マガジンでは、日々の記事ネタ探しのなかで、素晴らしい情報に出会えるのは役得だなあと感謝しますが、今回もまた素晴らしい方を発見しました。
完全オーダーメイドの甲冑や、実寸4分の1スケールのペーパークラフト甲冑を企画・製作を行っている、その名も「鎧甲冑製作所」代表の佐藤誠孝さん。
オフィシャルサイトを拝見して、そのクオリティの高さにビックリ!!
佐藤さんご本人は「素人製作のお恥ずかしいものです」などと謙遜されていますが、これで素人だったらプロはどこまで凄いんじゃ!というレベル。
まずはご覧あれ!!!
御嶽神社 国宝 赤糸縅鎧のレプリカですが、これは著名な鎌倉武士である畠山重忠が奉納したと伝わる平安時代後期の大鎧です。日本を代表する大鎧であり、江戸時代には八代将軍吉宗が上覧するなど古くから広く知られていた鎧です。
さらにもう一品!豊臣秀吉が所有していたとされる銀箔押伊予札丸胴具足(一部創作)がこれ。
しかもこのディテール!!!
いかがですかみなさん・・・凄いですよね??
しかし佐藤さんがスゴイのはこれだけではないのです。
前述したように佐藤さんは「ペーパークラフト甲冑」のプロデュースもしており、2012年には、連載で部品を集めて作品を完成させる、ディアゴスティーニの「週刊 戦国甲冑をつくる」のプロデュースまでされているとのこと。
写真は伊達政宗公のもの。非常によくできてます!
さらに私の目にとまり、心を掴んだのは「着せ替え武将シリーズ」なるもの!
見てみると・・なんとふんどし一丁の伊達政宗公にどんどん甲冑を着せる過程が楽しめるキットなのです!!!
さらに本陣の陣屋まで付いているというスゴさ!
これにはビックリしました。ここまでこだわったペーパークラフトなら、つくりがいがあるってものですよね。
完全オーダーメード甲冑はすぐには手が出ないですが、ペーパークラフトを作りながらいろいろと甲冑の学習をして、自分好みの一品をオーダーする楽しみを膨らませることができますね。
この他にも充実のペーパークラフト甲冑集や、こちらもオーダーの合戦ジオラマも素晴らしい出来。
いやあ、凄い人が世の中にはたくさんいるなあ。。
戦国&甲冑ファンの方、ぜひ一度ご覧あれ!!!
(副編集長Y)
参照元
「鎧甲冑製作所」オフィシャルサイト
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