【よい夫婦の日】250万ポーン!!主人の出世を信じ、ビッグなプレゼントを送った侍の妻

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みなさん、知っていましたか?

巷では本日4月22日は「よい夫婦の日」なんだそうですよ!

おお!そうだったのか!花でも買っていこう!」と思う人も、「よい夫婦ってなんだっけ・・・」と遠い目をしている人もいるかもしれませんが、やはり互いのパートナーの協力体制はとても大事だと私Yは思うわけです。


運命共同体としての最小単位である夫婦。

その間に信頼関係があるかないか、また互いをどこまで盛り立てられるかで、双方の運命が決まるわけですから、それは重要ですよね。

現在では自虐ネタとして話せる話題かもしれませんが、戦国時代の大名にとっては、自らの命だけでなく、お家全体の存続をかけた重大なテーマだったに違いありません。

●なんとも太っ腹!殿の出世は私がプロデュースするわ!

戦国時代のカップルとして有名なのは、高知県土佐国土佐藩初代藩主 山内一豊とその妻 見性院の夫婦。

山内一豊は、織田信長〜豊臣秀吉〜徳川家康という歴代の支配者に仕えた末に、高知一国を与えられた出世街道まっしぐらの人物ですが、奥さんである見性院さんが尽くした功が大きかったとされる逸話が残っているそうです。

 

初代土佐藩主 山内一豊。
初代土佐藩主 山内一豊。

 

山内一豊の正室 見性院。
山内一豊の正室 見性院。はっきりとした顔立ち。ちょっと怖そうw


最も有名なのは、織田信長の馬揃(謁見式のようなもの)前に、一豊が欲しがっていた素晴らしい馬を、自らが嫁入りの時に持参したお金十両をポーンとだして購入。

おそらく現在の価格に換算すると約250万だって!!! 今でいえば「私があなたの車を買ってあげるから好きなの買いなさい」てな感じでしょうか。

その美しい馬に乗った一豊が信長の目に止まり、それが出世のきっかけになった、というストーリーなんだそうです。

また、高知城を築城するお金がなく、自分の髪を売ったというのもよく聞かれる話ですね。

史実については諸説あるので真実のところは分かりませんが、戦国時代には他にも豊臣秀吉の正室であるねね(高台院)や、前田利家の正室であるまつ(芳春院)なども、過去の大河ドラマなどでもよく出てくるとおり、成功した武将と奥方の関係は大変大事だという教えもあったのかもしれません。

あくまでも推測ですが、言い伝えられてきた彼女らの共通点は「うまく男を立てるが、実際は静かに実権を握り、手柄は旦那に立てさせる」、いうなれば「男前女」なのではないでしょうか??


さて、いかがでしょう。今日は奥様に花やケーキを買って「おつかれさま」の一言などかけてあげられてはいかが?

副編集長Y

参照元:
山内一豊
見性院」wikipedia
よい夫婦の日」オフィシャルサイト

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