三国志ファンの識者やクリエイターが集まり、1日三国志を楽しみ、語り尽くすというイベント「三国志サミット」が、さる11月21日(土)に大田区民プラザにて開催されました。
私ども歴人マガジンで人気連載をしてくれているキュレーター 哲舟さんが実行委員長、司会はレキシズル渡部首脳。
そのほかにも歴ドル小日向えりさんやタイガー原さんなど、これまで歴人マガジンでご紹介させていただいた多くの方が出演も出店もされると聞き、これは取材しないわけにはならん、とお伺いしてきました。
この三国志サミット、大きく分けて3つのサミット(トークセッション)と、三国志にちなんだパフォーマンス、そして会場ロビーでの物販という構成になっています。
なんとも盛りだくさんの1日、駆け足ではありますがご紹介させていただきます。
当日は秋晴れどころか半袖でも暑いほどの日。
ふうふういいながら会場に到着すると、すでに開始直後でステージイベントが開催される前から大勢の人がロビーに集まっていました。さすがのっけからアツい!
いよいよステージイベントの開催。
12:50になり開演。最初は「三国志ロワイヤル」「三国志DVD&データファイル」「サンゴク」のオープニングプロモムービーが!なんとも本格的です!!
その後、神戸「六間道三国志祭」などで活動する東々さんの美しい歌声と、三国志音楽隊の魅力的な演奏がはじまりました。
三国志音楽隊のみなさんも全く関係ないオフ会で集まったメンバーが意気投合して結成したとのこと。
三国志人気を証明するエピソードですね。
演奏が終了後、いよいよ1stサミットが開始。
司会はレキシズル渡部首脳、パネラーとして歴ドル小日向えりさん、三国志研究の学者さんである渡邉義浩、仙石知子両先生が登壇し「三国志 新発見講座 ~「遼来々」1800年記念!~『合肥の戦い』の張遼は、どれだけ凄かったのか?」を楽しく語ります。
渡部首脳による両先生への絶妙なツッコミに会場からは笑いが。和気あいあいとした空気のなかイベントは進みます。
続く2ndサミット「三国志 DE 中国一周!」~日本人が一番行きたい三国史跡はどこだ?~と称して、哲舟さん、「はじめての三国志」のおとぼけさん、USHISUKEさん、加藤徹明大教授が登壇。
実際に訪中をしているメンバーの、中国で史跡を訪ねる際のお役立ち情報が満載でした。
凄いのは、皆さんおもしろおかしく、それでいてしっかりした情報としてのトークが成立するところ。
三国志ファンの方はお茶目な方が多いのかも(笑)
ふう、なんとも盛りだくさん・・
ここで休憩が入りロビーに。出ると再び多くの人だかり。
さて、いよいよ後半戦。
もうこの時点で15時を過ぎていましたが、まだまだ熱気は冷めることを知りません。
次に登場したのは漢民族の衣装をまとった美しい「漢服会(ハンフー会)」と、チャン・チンホイさん、爆裂Qさんによる三国志人形劇。どちらも素晴らしい出来で、見ているものを魅了します。
そしてFinalサミット「漫画・ゲームで語る 三国志の歴史と武将ヴィジュアル鑑賞会」が開始。
タイガー原さん、小日向えりさん、「三国志ロワイヤル」開発プロデューサー関野誠一さん、爆烈Qさんによる爆笑セッション。
そしていよいよ最後の演目は在日京劇団「新潮劇院」の京劇!本格的な演武と装飾が凄い!!!
でもおちゃめなとこもあるんです(笑)
と、最後まで大盛り上がり、かつ充実した内容で終了までノンストップで駆け抜けた1日。
三国志ファンの方には、これでもか!というほどの濃い〜〜イベントだったこと間違いありません。
それにしても三国志人気恐るべし・・・
これだけの規模でのイベントを開催された哲舟さんはじめ実行委員会のみなさん、本当にお疲れ様でした!
「サミットは今回が最初で最後」とのことですが、またいつかの開催を願っています!
参照元:
「三国志サミット」オフィシャルサイト
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