先日11・12日と桜満開の長野県 松本市の 「国宝 松本城」に弾丸取材を決行してきました!
もちろん真田の上田城も考えたのですが、この時期はまちがいなく渋滞・行列を満喫してしまいそうなので、次の楽しみにとっておくことにしましたw
中央高速で東京から約3時間、神奈川を超えて山梨に入ると景色は一変。
さらに長野に入ると、またさらに絶景のアルプスがどかーんと遠方に出現し、標高の高さを実感するわけであります。
松本城は中央自動車道松本ICから約10分。
平地に建てられた平城なので、わりと近くまでいかないと分からないのですが、市街の中に入るといきなり表れる漆黒の姿。
この日は東京も寒かったようですが、松本でも例にもれず、アルプスからの北風がビュウビュウと吹き、寒いのなんのって!
しかし天気はご存知の通り快晴!
桜の花見を兼ねて天守に登る観光客の方が大変多く訪問されていました。
四百年余ものあいだ、その勇姿を見せ続ける現存天守!
松本城は、戦国末期の天正19(1591)年から慶長20(1615)年と諸説ありますが、戦国時代にここにあった深志城を元に築城。
もともとは信濃国の守護小笠原氏が治めていましたが、武田信玄によって占領され、信濃支配の拠点へ。
その後小笠原氏によって再び奪還されたのち、江戸に移封した徳川家康を包囲する豊臣秀吉の「家康包囲網」の一つとして機能。城主石川数正の尽力をもって松本市のまちづくりの基礎ができたそうです。
日本最古の国宝指定をされている現存する五重六階の天守を中心に、松本市街地を3つの堀で囲う、一大城郭だったそうです。現在は本丸・二の丸御殿跡も公園として解放され、市民の憩いの場となっています。
一の門(黒門)から本丸へ入ると、以前御殿のあった敷地は現在大きな公園になっています。
観光客、しかもアジアだけでなくヨーロッパの人も多い!松本、人気あるんですね〜。
天守の2階には、「松本城鉄砲蔵」と称した展示。
地元の方が寄贈した141丁もの火縄銃と兵装の一部が展示されていて、迫力満点。
このような6階に至るわけですが、3階は外からは見えない窓のない階もあります。
さて、天守ですが、とにかく中の階段が急。
おじいさんおばあさんも一生懸命登っていて、中で渋滞を乗り越えつつ天守へ。
多くのツアーのお客さんと一緒に、ようやく1階まで降り立つと、そこには「国宝松本城 おもてなし隊」の松本城三代城主 小笠原秀政殿と登久姫がいたので、ご挨拶をして記念撮影!
とこんなふうに松本城を弾丸ツアーをご案内させていただきました。
松本の印象ですが、とにかく景色と空気が美しい!
城下町もなんというか、手入れが行き届いていて、派手ではないのですがキレイなのです。
そしてなんといっても「蕎麦がウマイ」(そこかよ!)。
お城の周りにはこれでもかというほどの大小の蕎麦屋があり、選ぶのにも困るほど。
蕎麦にもそれぞれ特徴があるので、お好きな方はグルメサイトで好きなタイプの店を探してからいくことをオススメします。
蕎麦についてはこれくらいにしておきましょう。
今回の取材、とにかく長野県のアルプスの迫力と、里山の美しい景色とのコントラストが、一度見たら忘れられないほど美しかったです。
桜は今週いっぱいくらいかもしれませんが、ここからは温かく新緑の季節。
また山の美しさを実感できそうです。
上田城も魅力的ですが、もし可能ならこの松本城へも足を伸ばしていただくのもオススメ。ぜひぜひお出かけしてみてください。
私もさらにウマイ蕎麦を求めて、また長野には出陣したいと思います!
参照元:
「国宝 松本城」オフィシャルサイト
オススメ記事:
【ウソか真か!?】あの烏城こと松本城は傾いている!?
編集長Y