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【 やっぱりそういうこと? 】 実は怖い…てるてる坊主の由来

【 やっぱりそういうこと? 】 実は怖い…てるてる坊主の由来

関東でもついに梅雨入り。毎日のように雨が続くと、憂鬱な気分になりますよね。
皆さんも、幼稚園や小学校の遠足で「明日天気にしておくれ」と歌いながら、てるてる坊主を作ったことがあるのではないでしょうか? しかし、てるてる坊主には実はコワい由来があるのをご存知でしょうか。今回は、意外と知らないてるてる坊主の由来をご紹介します。

【てるてる坊主の歌】実はすごく怖い歌詞がある

皆さんてるてる坊主の歌を知っていると思いますが、実は3番まで歌詞があるのをご存知でしょうか。
その3番目の歌がこちらです。

てるてる坊主 てる坊主
あした天気にしておくれ
それでも曇って泣いてたら
そなたの首をチョンと切るぞ

一応、てるてる坊主の歌は童謡なのですが、3番目の歌詞の最後「そなたの首をチョンと切るぞ」はちょっと恐ろしいですね・・・。なぜ童謡なのにこんな恐ろしい歌詞をつけたのでしょう。
この歌詞の中には、てるてる坊主の由来が隠されています。

てるてる坊主は「中国の少女」が由来?

てるてる坊主は中国の「晴娘(チンニャン)」の伝説が由来とされております。

昔、中国の北京には「晴娘」と言われる美しい少女がおりました。ある年の6月、北京に大雨が降り、いつまでたっても止みませんでした。
北京の人々は神様に雨を止ませるようにお願いしますが、雨は全く止みませんでした。晴娘も夜中、空に向かって雨が止むようにお願いします。
すると、彼女の耳に「東海龍王がお主を妃となることを望んでいる。もし私の声に従わなければ、北京の街を水没させるぞ」という脅しが聞こえたのです。
晴娘は「わかりました。私が妃となりますからどうか雨を降らせないでください」とお願いします。
晴娘の声が届いたのか、雨はぴたりと止みますが、晴娘の姿は消えてしまったそうです。

この話を聞いた人々が6月になると晴娘に似せた人形を作り、雨が止むように願をかけ門に吊るしたことが、てるてる坊主の由来のひとつとされています。

てるてる「坊主」というだけあって…?

しかし実はもう一つ、「晴娘」の伝説とちょっとだけ違うエピソードもあります。
昔、大雨が降り続け困っていた国があり、民衆は雨が止むことをお祈りしますが、一向に晴れる気配を見ません。
そんなある日、一人の坊主が国を訪れます。この坊主はお経を唱えることで、ぴたりと雨を止ませることができると言います。
そこで、国が坊主に頼み、雨を止ませるお経を唱えさせました。

しかし、翌日になっても雨は止みませんでした。坊主は殺されてしまいます。
そしてその坊主の首を布に入れて吊るしたところ、翌日になって雨が止んだそう・・・。

このエピソードが、てるてる坊主の2つ目の由来と言われています。

中国の「晴娘」のエピソードは少し切ないお話ですが、坊主のエピソードはまさにてるてる坊主の歌の3番の歌詞と同じだけにコワイですよね・・・。
信じるか信じないかは、あなた次第です。

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