みなさんこんばんは。
先日の福井 丸岡城に続きお送りする編集部スペシャルレポートをお送りすべく、私編集部Yは九州に上陸しました。
今週の金曜日まで九州を車で周り、史跡やお城などを駆け足で取材したものをロードムービー的にお送りしたいと思います。
予定は長崎〜島原〜熊本〜大分〜福岡の順番。
時間の都合上鹿児島と宮崎に行けないのは残念ですが、贅沢は言えませんよね。。では早速お送りします!
さて「九州駆け足歴史旅」第一回目は、佐賀の唐津城です。
佐賀といえば豊臣秀吉が朝鮮出兵の前線基地として築いた名護屋城が有名ですが、唐津城も虹の松原、鏡山といった風光明媚な土地に立つ美しい城。
写真は鏡山から眺める虹の松原。天気もよく最高の景色を満喫できました。
また唐津城は天守閣(てんしゅかく)を鶴の頭に見立て、左右に広がる松原が、鶴が翼を広げた形に似ていることから、別名舞鶴城(まいづるじょう)ともいわれています。
さて、ようやく到着!と思いきや、なんと11/5〜来年3月31日まで1〜4階の工事中とのことで。5階の天守のみ見ることができるとのこと。でもまあ、通常の入城料が期間中無料であったし、天守からの眺めが見れればいいか。。と納得。
さらに現在の天守は昭和41年に建てられた鉄筋コンクリート式のものですが、景色を眺めるだけで大変に気持のいいものです。
ちなみに来年4月以降は歴史民俗資料館としての活用が予定されているとのこと。
しかもこの唐津城、石垣がかなり老朽化していることから、平成20年度から石垣の全面改修を行っているとのことで、天守周りを崩して石垣を組み直す大規模な工事の最中でした。
来年に向けてのいろいろな変換期にあたってしまったようです。
この唐津城、実は築城から謎が多い城。
初代唐津藩主寺沢氏が二代で跡継ぎ無く断絶してしまったため、古文書にこの城の記録が残されていないこともあり、築城年も慶長7(1602)〜13(1608)の間という説が有力のようですが、詳しくは諸説ありはっきりしていないのだとか。
とまあ、まさに駆け足歴史旅のタイトルのごとく訪れた唐津城、細かくは見れませんでしたが、それでもこのような立地に建つ海城であるというだけでも大変に価値のあるもの。
虹の松原と鏡山を観光がてら、皆さんもぜひお出かけしてみてください。
あ、その際にはもう少し足を延ばして、巨大史跡「名護屋城」まで行かれることをオススメ。
今回も時間があれば絶対に行くべきところでしたが、名護屋城に行くと1日では見終われないと、ガイドさんに言われました(汗)
さて、明日の「駆け足歴史旅」は長崎編をお送りします。お楽しみに!
●唐津城基本情報
所在地:佐賀県唐津市東城内8番1号
開館時間:午前9時~午後5時 入館は午後4時40分まで
※季節によって時間変更あり。
休館日:12月29日~31日
入城料:一般:410円(一般とは、小・中学生以外の者で15歳以上のものをいう。)小・中学生:200円 未就学児:無料
※ただし平成28年3月31日までは無料(5階天守のみ見学可)
問い合わせ先:唐津城管理所 0955-72-5697
参照元:
「唐津城」唐津観光協会オフィシャルサイト
「唐津城」wikipedia
「あそぼーさが」佐賀県観光情報ポータルサイト
副編集長Y
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