19世紀末の朝鮮王朝時代を舞台に、天涯孤独の行商人チョン・ボンサムが、商売の神へと昇りつめる波乱万丈の生涯を描いた本格歴史ドラマ「客主~商売の神~」。
既得権益を守ろうとする大商人たちや兄と慕っていた幼馴染との対決、朝廷の権力争いや復讐、切ないロマンスまで、様々な要素が盛り込まれたストーリーで観る者を惹きつけて離さない大人気ドラマを、チャンネル銀河では年末年始に全41話一挙放送する。
今や「時代劇と言えばチャン・ヒョク」と名が挙がるほどの人気を博す、主演チャン・ヒョクの熱演にも注目だ。
天涯孤独となった男が商売の神へと昇りつめる
時は19世紀末の朝鮮王朝。漢陽はもちろん、清と取り引きするほどの大商団「チョン家客主」の主であるチョン・オスは、息子のボンサムらを引き連れて商売のため目的地を目指していた。
しかし、強欲な高利貸しのハクチュンの陰謀により、オスは義兄弟を処刑せざるを得ない状況に追い込まれ、さらに自らもアヘン密売の疑いをかけられ罪人として処刑されてしまう。父の仇をとろうと姉ソレも姿を消し、天涯孤独の身となったボンサムは、生きるために商売を教える施設に身を寄せる。
やがて大人になったボンサムは、かつて父から商人としての心得を学んだ牛商人ソンジュンの下で商売を学び、次第に父譲りの商才を開花させていく。一方、ボンサムの幼馴染だったキル・ソゲは、朝鮮最大の巨商シン・ソクチュの下で商人としての頭角を現していた。
成功のためには手段を選ばないキル・ソゲとは対照的に、人として正しい生き方を貫き、人々の信頼を得て大きく成長するボンサム。やがて商団を率いるようになるボンサムだったが、その前には常にライバルであるキル・ソゲが立ちはだかるのであった。
見どころ① 主演は今をときめく俳優チャン・ヒョク
『推奴 チュノ』で数々の賞を受賞し、前作のドラマ『輝くか、狂うか』では巧みな政策で王権を安定させた高麗第4代王・光宗王の若き日を魅力たっぷりに演じたチャン・ヒョク。今では、「時代劇と言えばチャン・ヒョク」と言われるほどの大人気俳優となっている。
本作ではその商才を発揮し、不屈の精神でのし上がっていく主人公ボンサムを熱演。普段は明るい笑顔で周囲の人々を惹きつけるボンサムだが、時には過去の悲しい記憶に苦しむことも。そんな彼の内面まで見事に表現したチャン・ヒョクは、本作でさらにその評価を高めることとなった。
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見どころ② 生き別れた姉ソレとの再会、そしてボンサムを襲う悲劇
幼い頃に生き別れた姉ソレとの再会を望み、彼女を探し続けるボンサム。父の仇を討つため、両替客主のキム・ハクチュンに近づいていたソレもまたボンサムを探していたが、消息をつかめずにいた。
そんな時、ボンサムがある事件の容疑者の一味として捕まり、ソレの前に現れる。しかし、自分の姉とは気付かないボンサムは、ある行動に出てしまい・・・。
見どころ③ 主人公を慕う2人の女性、切ない三角関係の行方は・・・
運命的な恋に落ちたボンサムとの子を宿しながらも、巨商ソクチュの後妻となるソリン。そして、未来を予見する巫女の力を持ち、ボンサムを運命の男と信じるメウォル。3人の切ない三角関係も本作の見どころのひとつだ。
中でも注目したいのが、キム・ミンジョン演じるメウォルだ。幼い頃から発揮していた巫女の力を嫌うメウォルは、塩商人となって巫女の力を消してくれる”運命の男”を探していた。ボンサムこそが自分の運命を変えてくれる男と確信したメウォルは、彼を献身的にサポートする一方で、あれほど嫌っていた巫女の力を使い、彼を自分のものにするにはどうすれば良いか画策する。その執念にも似た一途な愛情が、後に大きな悲劇を招くことに。
韓国歴史ドラマ「客主~商売の神~」
放送日:2016年12月29日(木)~2017年1月3日(火)午後1:00~ 年末年始一挙放送
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/feature/kyakusyu/
【ストーリー】
19世紀末。チョン・オスの率いる行商団「チョン家客主」は、漢陽はもちろん、清と取り引きするほど規模が大きい商団だった。しかし、狡猾な両替商のハクチュンの陰謀に巻き込まれ、オスは命を落としてしまう。「チョン家客主」は解体、唯一の肉親である姉とも生き別れ、彼の息子・ボンサムは天涯孤独の身となった。10年後、ボンサムは牛商人のソンジュンに商売を教わり、次第に頭角を現していく。その一方、彼の幼馴染のキル・ソゲは朝鮮一の商人になるべく野心をたぎらせ、やがてボンサムの前に立ちはだかる。
画像:『客主~商売の神~』©2015 KBS All rights reserved
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