いよいよ今年も大詰め、みなさん仕事納めまであと3週間でしょうか?
毎年この時期になってふと思い出したのが「今年の字」。
その年の世相を反映した漢字一文字を清水寺で偉そうなお坊さんがでっかい筆でニョキニョキ書くアレです。
ところで「あの字は一体誰が決めてるんだろ」と不思議に思われてる方はいらっしゃいませんか?
1995年からはじまり、今年で20回目を数えることになった「今年の字」は、公益財団法人 日本漢字能力検定協会が一般公募ではじめた企画だそうです。
そうなのか・・・と思って協会のページを見たら「あーなるほど、こんなことがあったなあ」と思い出し、これは大ヒット企画だな〜と感心しました。
ではちょっと見てみましょうか!
まず第1回目の1995年は「震」。阪神・淡路大震災や、オウム真理教事件、金融機関などの崩壊に”震えた”年とあります。
あーなるほどね。。そういえば震災は1995年の正月明けだったんだよなあ。。当時は海外にいたっけか。
次は1999年。20世紀最後の年は「末」。東海村の臨界事故や警察の不祥事など信じられない事件が続出して、「世も末」と実感。来年には「末広がり」を期待とあります。
当時は「2000年問題で大混乱が起こる」とか都市伝説的に語られていましたね。何も起きなくてよかった。
2001年は「戦」。米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変して、対テロ戦争、炭そ菌との戦い、世界的な不況との戦いなど。
忘れもしない、NYツインタワーが轟音と煙の中倒れていくあの映像。その後アメリカはイラクとアフガンに侵攻していきました。
2008年は「変」。日米の政界に起こった変化や世界的な金融情勢の変動、食の安全性に対する意識の変化、物価の上昇による生活の変化、世界的規模の気候異変など様々な変化を感じた年。
なんといってもリーマンショックですね。オカネも株もないので全く何も影響はなかったけど(笑)
そして去年2013年は「輪」でした。日本中が「輪」になって歓喜にわいた年。人とのつながりの「輪」を感じた1年。未来に向けた更なる「輪」を実感、注目。
そうだったんだ。正直よく分かりません(笑)
最後に私にとってやはり最も大きかった2011年ですが「絆」はなぜかあまりしっくりこなかった。
ボランティアにも参加し、東北の仲間もたくさんできました。
しかしそれは本当に「絆」だったのか、そしてそれはその年でくくっていいものか、という違和感を未だに感じながら今に至ります。
こうして振り返ると「自分がその年に感じたことと、選ばれた字のテーマにズレがあると忘れる」傾向があるようです(笑)
今年はもう私は決まっています。残念ながら本日で締め切られてしまったので、ご紹介しておきながら申し訳ありません。
発表は12月12日、ちょうど1週間後の今日発表されるそうです。
さて、みなさんの「今年の字」は決まってますか????
(副編集長Y)
参照元
「日本漢字能力検定協会 今年の漢字一覧」
※字の解説で太字の部分は同サイトから引用させていただきました。
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