陰と陽、木・火・土・金・水の五行から世界を読み解く「陰陽五行思想」。
この思想に基づき、古代から日本のさまざまな祭祀をとり行い、かつ占術や呪術を駆使し、日本にとって大切な人物を守り、国を守ってきたのが世に有名な「陰陽師(おんみょうじ)」です。
平安時代に出現した、陰陽道の傑出したカリスマ、安倍晴明は、その八十五年の生涯を終えるまでに、日本の様々な場所に術を施してきたそうです。鬼やもののけを封じ込めたり、要所となる聖地に結界を張るなどして、この国を守ってきました。
その活躍は、平安時代の「大鏡」「今昔物語」「平家物語」などの文学作品として語り継がれ、現代に至っては夢枕獏さんの小説「陰陽師」をはじめ文学作品、テレビや演劇、マンガやゲームにいたるまで数えきれないほど登場しており、ここで説明するまでもないほどの人気です。
私の記憶では、野村萬斎さんが演じていた、2001年の映画「陰陽師」のイメージが強いです。
この安倍晴明の住居跡に1007年に創建され、晴明をご神体として祀っている「晴明神社」(京都市上京区)が、この安倍晴明が魔除けの呪符としてつかった「五芒星」を探しているというニュースが入りました。
なんでも身の回りにある五芒星を探して写真を送ると、安全祈願の魔除けステッカーがもらえるそうです。
「五芒星」は、「晴明桔梗」とも呼ばれ、晴明公が創られた陰陽道に用いられる祈祷呪符のひとつ。五芒星はあらゆる魔除けの呪符として重宝されてきました。
近代では、戦時中に弾除け(多魔除け)の意味をかついで、軍帽に刺繍されていたり、今でも伊勢志摩の海女さんは手ぬぐいに刺繍したり、貝を採る道具に彫ったりして、安全を祈願をしているそうです。
応募は写真をアプリ「Instagram」にハッシュタグ#五芒星をつけて送るだけ!
さて、この晴明神社の「五芒星」キャンペーン、応募は至って簡単。
6/30(木)までの期間中に、
1.スマホの写真共有アプリ「Instagram」をインストール
2.五芒星の写真を撮る
3.テキスト欄にハッシュタグ「#五芒星」と付けて投稿
4.自動的に特設サイトに掲載される
というシンプルで簡単なもの。誰でも参加可能です。
そして、期間中に5つの五芒星を見つけた人に安全祈願の「魔除ステッカー守・小(赤)」を進呈。
受け取りは晴明神社の授与所でスマホの画面を呈示、確認後にもらえるそうです。
なんといってもこの晴明神社、安倍晴明が生前暮していた住居跡に1007年に創建されたという、大変歴史のある神社。
受け取りの際にしっかりとお礼参りをすれば、そのステッカーに魔除け・厄除けのパワーが宿ることでしょう。
このキャンペーン、5/1から開始されており、すでに晴明神社の特設ページには多くの五芒星が掲載されています。
「五芒星」と聞くと「え!どこにあるんだろう?」と思ってしまいがちですが、考えて見れば「星型」であればOKなんですよね。
例えば・・・
探せば数限りなく出てきそうです。
ぜひみなさんも身近にある「五芒星」を発見し、陰陽師安倍晴明のパワーを受けたお守りをゲットされてみてはいかがでしょうか?
参照元:
「晴明神社」オフィシャルサイト
キャンペーン特設ページ
写真共有アプリ Instagram
@Press
編集長Y
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