![【 秀吉の野望 】佐賀 名護屋城のナビアプリ「戦国名護屋城」は分かってる感が満載!](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/05/cafd9404b914dbb14149b683730f5270-2.jpg)
現在放送中の大河ドラマ「真田丸」では、ついに天下人として頂点に上り詰めた豊臣秀吉。
その秀吉が、朝鮮出兵「文禄・慶長の役」において、兵站(へいたん)基地として1591年に築城したのが、佐賀県唐津市の肥前名護屋城です。真田親子(昌幸・信幸・幸村)も布陣したと言われています。
![肥前名護屋城図屏風。大城郭なのが伺える。](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/05/Hizen_Nagoya_Castle_byobu_by_Kano_Mitsunobu.jpg)
肥後熊本の加藤清正が「普請奉行(現場監督)」をつとめ、黒田官兵衛がこの城の「縄張り(設計)」をしたと伝えられ、突貫工事で約6ヶ月で築いたとされている、大変歴史ある古城。
波戸岬の丘の上に築かれたなんと170,000平方メートル(福岡ヤフオク!ドームと同じ)の平山城の周囲には130以上もの戦国大名の陣屋が構築、城下町も築かれ、最盛期には人口10万人を超える城下町ができ、港からは最終的に20万人もの兵が朝鮮に渡ったと言われています。
真田丸で信繁が度肝を抜かれた、秀吉のとてつもないスケールの大きさを感じますね。
![天守からの素晴らしい眺望。](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/05/003.jpg)
現在は残念ながら建造物はありませんが、城跡から発掘された天守の瓦には金箔が施されていたそう。
肥前名護屋城図屏風には5層7階の天守閣が描かれていることからも、さぞかし凄い城だったんでしょうね。
この名護屋城、昨今の山城ブームと、名護屋城への観光プロジェクトを取り仕切る「肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会」さんが数々のイベントやプロジェクトを開催しており、たくさんの観光客で賑わっています。
今回、協議会が満を持して AppStore, Google Playの両方でリリースした、スマホアプリ「戦国名護屋城」が大人気とのこと。どんなアプリなのかチェックしてみました。
歴史&ゲームファンの心をくすぐる「分かってる感」がニクい!
![わくわくするトップ画面。](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/05/IMG_5449-225x300.png)
このアプリは、肥前名護屋城を訪れた観光客の方、歴史ファン、お城ファンの方に肥前名護屋城をもっと楽しんでもらおうと、肥前名護屋城の周辺に存在する、全国から集まった戦国武将の陣跡を巡る「陣跡スタンプ」や、「名護屋城ARすごろく」と連動。
名護屋城ARすごろくにアプリ内のカメラを向けると、アニメーションが始まる楽しい仕組みです。
![53ある陣屋をスタンプで制覇せよ!](https://rekijin.com/wp-content/uploads/2016/05/IMG_5573-225x300.png)
各陣跡への地図でのナビゲートや、名護屋城に関するお知らせのプッシュ通知機能なども備えており、53ヶ所ある陣跡スタンプをすべて攻略した方には協議会より肥前名護屋城の記念グッズがもらえるそうです。
先日ご紹介した「山城歩き 徹底ガイド」(洋泉社MOOK 別冊歴史REAL)も、数週間で増刷という快記録を達成したように、天守閣があろうとなかろうと、平城だろうと山城だろうとファンが激増中の城歩き。
巨大な名護屋城を攻略するのはなかなか大変かもですが、このアプリがあれば楽しめるはず!
ぜひみなさんも戦国ロマンを感じながら名護屋城を歩いてみてください。
参照元:
「肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会」オフィシャルサイト
スマホアプリ「戦国名護屋城」AppStore, Google Play
肥前名護屋城 – 名護屋城ってどんなトコ? – : http://hizen-nagoya.jp/
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編集長Y
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