九州は福岡の繁華街である博多。
私も私用で4月に行きましたが、天神や中洲といった繁華街はさすが大都市らしく、たくさんの方で賑わっていました。
しかしもともとこの福岡、豊臣秀吉の参謀として活躍した黒田官兵衛の収めた城下町であることから、福岡城址はじめ数々の史跡が多く残る「歴史のまち」でもあります。
この歴史的資産を活用して「博多ライトアップウォーク2015博多千年煌夜」が11/19(木)〜23(月・祝)に開催。
由緒ある寺社の建物や庭園を美しくライトアップし、博多の歴史や文化を肌で感じていただけるような演出のイベントで、大変な人気を呈してきました。特別なイベントも開催予定。
今回はその10周年を祝い、ライトアップをより堪能できる魅力あるイベントが開催、昼間とは違った博多の幻想的な雰囲気を楽しめるそうです。
今年の博多ライトアップウォークで対象となるのは、日本で最大級木造座像である東長寺「福岡大仏」の夜間特別公開。
【場所】 東長寺大仏殿
【時間】 11/19(木)~23日(月・祝) 17:30~21:00 ※入場は20:45まで
また、普段は一般公開されていない「承天寺方丈」の昼間の特別公開が同時に開催。
【場所】 承天寺方丈
【時間】 11/21(土)~23日(月・祝) 15:00~17:00
【料金】 無料(ライトアップ入場券の提示が必要)
それに併せ、ここ承天寺が発祥と言われるうどん・そばの振る舞いがあるほか、
【場所】 承天寺仏殿側境内
【時間】 11/21(土)~23日(月・祝) 15:00より振る舞い開始
【定員】 各日100名様限定 (ライトアップ入場券の提示が必要) ※無くなり次第終了となります。
承天寺通りでは伝統芸能のステージやガイドによる承天寺の解説も受けられるそうです。
【日時】 11/21(土)~23日(月・祝) 15:15~、15:40~、16:05~、16:30~
【場所】承天寺中門前
【演目】筑前琵琶、博多にわか、琴など
ところでこの博多ライトアップウォーク、歴史的な寺社仏閣と最新の照明技術が織りなす幻想的ですばらしい情景が評価を受け、2013年に照明学会照明デザイン賞を受賞したほか、今年7月には「日本夜景遺産」に認定されました。
「日本夜景遺産」は2004年発足、一般社団法人「夜景観光コンベンションビューロー」という日本の夜景観光を啓蒙団体が事務局を務めるアワードで、全国各地100箇所を超える夜景遺産を認定したり、そこでのイベントプロデュースなどが開催されています。
なんでも「夜景鑑定士」という資格をもっている鑑定士が全国で4,300名以上いるというのだから凄いです。
以前にも長崎 グラバー園のライトアップや、「日本三大夜城」などの魅力ある企画を歴人マガジンでご紹介させていただきました。
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お城や寺社仏閣などの史跡はライトアップの相性がいいことはなんとなく想像できますが、実際に見てみると本当に素晴らしいですね。
ただでさえ楽しい福岡の夜を、より一層楽しむことができそうですね!ぜひお出かけしてみてください。
副編集長Y
参照元:
「博多ライトアップウォーク」オフィシャルサイト
「日本夜景遺産」オフィシャルサイト
一般社団法人「夜景コンベンションビューロー」オフィシャルサイト
PR Times
博多ライトアップウォーク2015博多千年煌夜
【期間】11/19(木)~23(月・祝) 17:30~21:00
【料金】《1日フリーパスチケット》
★前売券 1,000円 ★当日券 1,300円 ※当日券は2枚以上購入の場合、1枚1,200円
【場所】櫛田神社、承天寺、東長寺、妙楽寺、円覚寺、本岳寺、妙典寺、正定寺
【主催】博多ライトアップウォーク実行委員会
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